田園自然再生 書籍・文献データベース

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書名 水田を守るとはどういうことか
著者 守山弘
発行年 1938
出版社 (社)農村漁村文化協会
ISBN 4-540-97025-9
総ページ数 205
装丁 ソフトカバー 19(cm)
目次 第1章 人間が洪水の肩代わりをした第2章 淡水生物がたどった道第3章 稲作によって広がった淡水生物たち 第4章 田植えの時期と生物たちのカレンダー 第5章 水環境の多様化はため池を生み出した 第6章 水田が支えた鳥類 第7章 生物との共存はなぜ必要か 第8章 水田はいま-生き物との共存をなくした水田 第9章 これからの水田-生き物との共存に向けて 
コメント 水田は米を作るだけの場ではない。本書は、生物相の視点で水田の歴史から保全まで論じている。この中で、水田で生息する生物がどのような歴史を経て水田に定着するようになったのか、またその後、地方間でどのような移動・定着をしてきたのか、についての記述はとても興味深い。近年、生物相の保護の視点で水田が見られるようになりつつある。水田やそこに生息する生物が、地史的な流れの中でどのように位置づけされるのか認識することは、とても重要なことである。加えて、どの時代の環境を目指せばよいのかといった課題にも一助になる。本書は、生物・水田に関わりのある全ての人にお奨めできる一冊である。