田園自然再生 書籍・文献データベース

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書名 里山の環境学
著者 武内和彦、鷲谷いづみ、恒川篤史 編
発行年 2001
出版社 東京大学出版会
ISBN 4-13-060301-9
総ページ数 257
装丁 ハードカバー A5版
目次 第1章 里山の自然をどうとらえるか第2章 里山の変遷と現状第3章 生物多様性の宝庫としての里山第4章 里山を守る新しい試み第5章 生物資源としての里山の可能性第6章 里地自然を保全するための長期的戦略
コメント 里山の環境学の全体像や最近の研究を知りたい人におすすめである。また、里山の保全活動に興味のある方にもおすすめである。本書は、従来の類書のような生物からの視点だけでなく、里山を取り巻く法整備の変革の歴史や、市民団体、行政などによる里山の保全活動の歴史や現状などを具体的に示している点が特徴的である。特に、市民団体の里山の保全活動に関しての実例がこれほど詳細かつ広範囲にまとめられた書籍は少なく、今後の里山の保全活動を志す人や、現在活動している人におすすめ出来る。また、今後の里山の保全施策について編著者の考えが示されているので、一読をおすすめする。